ジ レ ン マ の 行 方
- 2006 闇己 -




『特別な日位特別なモノ、欲しがっても…いいよな?』





一昨年まで俺にとって『誕生日』という1日は特別な日ではなかったと思う。
4月19日。
毎年その日が来ると1つ年を重ねる…ただそれだけ。
確かに家族が祝ってくれたり縁者達が祝いの品を送って来たりなんて言う、多少日常との違いを感じる事はあっても。
それでも…己の出自を思うと、素直に喜ぶべきものではないと感じていたから。
何事もなかったかのように常と変わらぬ態度で過ごしていたんだ。

でも、去年から状況は一変した。



□■□



春まだ遠い3月の夜。
溢れすぎた想いを終にぶちまけてしまったあの日、思いがけず手に入れる事の出来た僥倖のお陰で。

七地と、心底俺が望んでいた意味で心を通わせ合う事が出来た日から一月ちょっと。
それまで俺の誕生日を知らなかった七地は、当日偶々家に来ていた為にその日を知った。
いつもよりどこか慌しい雰囲気の屋敷内に多少訝しさを感じたのか、必ず母屋へ顔を出してから俺の住む離れへとやってくる七地は丁度居合わせた嵩に何事かと尋ねたらしい。
七地に尋ねられれば、多少面白くない内容だったとしても素直に答えるのが嵩というヤツで。
ペラペラと七地が聞きもしない事までご丁寧に答えたらしく、七地が俺の元へとやってきた時には七地の機嫌が急下降していたのだった。

屋敷の敷地内に入った辺りから俺には感じられる七地の気配。
来た直後は木漏れ日が差し込むような、柔らかく暖かなものだったと言うのに。
リビングに通した時の七地はとりあえず挨拶は交わしてくれたけど、それ以上無駄口を叩く事はなかった。

「…どうした?」

何がそこまで七地の機嫌を悪くさせたのか全く思いつかなかった俺は、間抜けにも七地に尋ねる事でしか理由を知り得る方法はないと思っていて。(「そういう所が天然なんだよ〜」とよく七地に言われるけど…)
ご機嫌伺いついでに淹れたコーヒーを差し出しながら問えば、小さな溜息を零しながらカップを受け取りつつ七地は答えてくれたのだった。

「あのさ、俺と闇己君ってどういう関係?」

困ったような、悲しいような表情。それでも薄く笑みは浮かべていたけど。
突然そんな事を尋ねられて正直俺はうろたえた。『今更確認されるって、どういう事だ?』と。
そんな内心を気取られないよう精一杯冷静さを装いつつ、けれど恐る恐る七地に俺は答えた。

「…巫覡と鍛治師、友人であり…恋人」
「なんだ、分かってるんじゃないか」

そこで一端言葉を切ってコーヒーを一口含み。
少し迷うような間を取ってから続いた七地の言葉は、俺にとっては少しばかり耳に痛い、けれど何よりも嬉しい言葉だった。

「俺も迂闊だったとは思うけど…どうして今日が誕生日だって教えてくれなかったのかなって。
俺が今日、君の元へ尋ねる事は2週間も前から決まってた事だろ?
自分から聞かなかった俺も悪いんだけどさ、それでも君の口から知りたかったな。そしたらきちんと…恋人として、君の誕生日を祝えたのに。
さっき嵩君から聞いて俺、凄いビックリしたんだから…それと同時に情けなさも湧き上がったんだけど…
俺、プレゼントすら用意出来てないんだからさ」

苦笑を禁じえないという、少し眉間に皺が寄った笑顔で七地は胸の内を吐露してくれた。
遠まわしな表現じゃ俺には伝わらないって事を熟知した上で、七地の矜持に触れるか触れないかギリギリの所まで。
本当は…もっと言ってしまいたい事があったんだと思う。
そうじゃなければ最初に『俺と闇己君の関係』だなんて問いを投げかけてはこないだろうから。
複雑な想いを抱えつつ、それでも俺の事を考えてくれたからこその言葉。
恋人として祝いたかっただなんて…俺にとってはその言葉こそが最高のプレゼントになっていると言うのに。

そこまで正直に思う所を伝えてくれたというのに、俺が答えない訳にはいかないから。

「正直言えば…誕生日など、どうでもいいもんだと思っていた」

危うく口を吐きそうになった『(誕生日)なんて』という言葉を飲み込み。
そういう自分を卑下するような物言いを七地は酷く嫌うから。

「特に思い入れも持てなかったし、俺にとってはいつもと変わらない1日と受け止めていた。
だから、態と七地に教えなかったって訳じゃ決してない
あんたがそんな想いを持ってくれているって知ってたら、とっくに伝えていた。
経験値不足で…そこまで至らなかった。悪かった」

七地は俺の出生についての諸々を知っている。
余り耳障りの良い話ではなかっただろうけど、だからこそ肩肘張らないで素直に言えたんだと思う。

「…困ったね。君って奴は」

伝えなければならない事を言い終えた俺に、七地は綺麗な微笑を浮かべたまま腕を伸ばしてきた。
そっと抱き込まれると、多少臆しながら俺も七地の背中に腕を回し。
耳元、柔らかな声音で呟かれたのは…泣きたくなる程愛しさの篭った最上級の祝(ことほ)ぎ。

「確かに経験不足の感は否めないなぁ。
大好きな人がさ、この世に生を得た日なんだよ?誕生日っていうのはさ。
それって何よりも喜ばしい事じゃないか。
だって『今日』って日がなければ俺は君と出会う事が出来なかったんだし。当たり前の事だけど。
俺にとってはね、嬉しくて大声で『生まれてくれてありがとう』って叫びたい程の特別な1日なんだよ。
君を生んでくれたお母さんにも、君を育ててくれた家族や周囲の人達にも、俺たちを出逢わせてくれた運命とかいう物にも。
その全てに、君に、感謝の気持ちで一杯だ。
誕生日おめでとう、生まれてきてくれてありがとう…闇己君」

ポンポンと、小さな子供を宥めるかのように背中で動く七地の手が俺の躯に優しい振動を与える。
どこかくすぐったさを感じつつも甘んじて受け入れる俺自身というものが酷く新鮮で。
暖かくて甘くて…七地の匂いに満たされていると体感出来る、それが何よりの幸せだと素直に思えたんだった。

暫くそんな甘さを噛み締めていたら、〆の言葉とばかりに七地は付け足した。
「来年はさ、きちんとお祝いさせてよね」って。
素直に頷いた俺に『ご褒美』とばかりに齎されたのは、癖になりそうな程やたらと甘いキスだった。





□■□





普段は塾講師という職務に忙殺されている七地だけど、今年は1ヶ月も前から俺の誕生日に合わせてスケジュールを調整してくれていたようで。
勿論俺もそんな七地の心遣いを無駄にしないよう、誕生日前後の日程は余裕を持って組んでいた。運が良い事に、今年の4月19日は学校の教師等が何かの研修旅行に出かけるらしく、学校が臨時休校となったお陰もあって。
俺は七地が用意してくれた『実は東京に住んでいても殆ど知らなかった(だろう)東京観光名所案内付デート』という1日を翌日に控え、多少興奮している所なのだ。



「明日…か」

本日行った公務についての報告書作成や授業の予習復習と夕食、日課となっている夜の鍛錬に風呂まで済ませて。
早めに寝ようと横になったはいい物の一向に睡魔が襲ってくる気配はなく、既にベッドに横たわってから2時間が過ぎていた。
遠足前日の子供のようにドキドキとした胸の内を何と表現すればいいんだろう?
ただ単に七地に会える喜びだけじゃない。
七地に祝ってもらえるという幸福感だけでもない。
沢山の『嬉しい』や『楽しみ』だけじゃないんだ。

「特別な日位特別なモノ、欲しがっても…いいよな?」

そう、これが一番睡魔が訪れない理由だろう。

七地と恋人として付き合い始めてから既に1年。
この世に生を受けてから初めてと言っていい程満たされた日々を過ごしていると自負している。
七地も、時に理由もなく2人の関係を不安がる俺に向かって口に出して伝えてくれてるから…多分満たされているんだと思う。(思いたい)

それでも、どうしても満たされないものがあるにはあるのだ。
…溢れ過ぎる愛しさ故の感情だとわかっているのだけれど。

1年前の七地ではないけど、いつも声を大にして叫びたい言葉があった。
「七地は俺のだ」と。
「七地を愛しているんだ」と。
誰彼構わず自己主張して、それこそ見せ付け回りたい程に…七地を愛していると断言出来る。
けれど実際にそんな事が出来る筈もなく。
まぁ、それについては七地にとっても思う所はあるだろうから、俺が1人で我侭言っても仕方ないと理解し抑えられるけれど。
もう1つは…多分、俺の覚悟次第で満たされる想いだという事じゃないかと…。

大切すぎて、愛しすぎて…手が出せない。

俺も健康な17歳の青年。それなりに欲情する事だって…ある。
七地の匂いを鼻腔に感じてしまえば、抱き合う度に温かな体温を感じれば、重なる口唇の熱を甘受しあえば…何とも形容し難い甘い疼きに襲われる。
人込みに紛れてこっそり繋いだ指先とか、はにかんだように薄く頬を朱に染めて微笑む七地の顔とか。
そういう些細な事1つとっても、脊髄反射のように沸きあがってくるものがある。

けれど、そこから先に進む事が出来ない。
多分…知ってしまったら、七地を手放す事など一生出来ないだろうって事をどこかで理解しているからとも思う。
そうなってしまった時に感じる恐怖感が無いとは言えない。

俺を踏み止まらせる最大の要因は『いとしさ』以外の何物でもなくて。

初めて俺が心底欲したもの…それが七地だった。
元々余り”物欲”だの”性欲”だの「欲」と名の付く物に執着が無かったし、抱える複雑な事情から出来るだけそのような感情を排除してきていたのにも関わらず。
何を捨てても手に入れたいと希ってしまったのだ。
実際心を通い合わせ手に入れる事が出来た現在。
七地の存在、それは俺にとって奇跡に等しいものとなった。
見た目の華奢さとは裏腹に頑固な所とか、どんな状況でも諦めない前向きさや芯の強さ、持てるもの全てを差し出してくるような慈愛深さだとか。
何より「七地がいる」という事、その全てが俺にとっては僥倖なのだ。
誰よりも愛しくて、何よりも大切で守りたいもの。
その存在感は強大で計り知れない程の魅力に満ちている。

だからこそ無意識に求めてしまう、本能の部分で求めてしまっている。
己に備わっている感覚器官全部を以ってして、「七地」という全てを感じ取ろうとしてしまう。
全身をアンテナにして、七地が発する全てを己の内に捉え刻み付けようとする。

それほど「七地」という存在に囚われてしまっているという証拠。

けれど、それを全身でぶつけてしまったら?
求めるがまま想いを七地にぶつけ、その全てを喰らい尽くしてしまったら?
七地の存在を刻み付けた「俺」というものは更に貪欲さを増して。
絡み取って、自由を奪って、陥落させて。疼く躯に任せて「七地」を全身で貪る…

…多分七地には重いと、受け止めきれないと思う俺がいるんだ。
受け止められなかったら?それ即ち「喪失」と同義だと。
失くしてしまう事は出来ない。これは俺の中では絶対に譲れない決定事項。

大切にしたい、守りたいと思うからこそ…余計に手を出せないというジレンマに俺は陥った。

1年の間、全く何もなかっただなんて言わない。
「恋人同士」なのだ、俺と七地は。
触れ合う事で確認できる事、重なる事で確認し合える事があるという事実を俺は七地から教えてもらった。
だから手も繋げば抱き合いもするし、キスだってする。
ただ…それ以上先に進む事が出来ずにいる。
愛しく想う相手を感じる事が出来るのなら、必然的にそれ以上を求めようとするのはおかしくないだろう。
それでも。
溢れすぎた想いをぶつけてしまった後を思うと、恐怖心が求める心を無理矢理抑えてしまうのだ。
…故に感じてしまうストレスは巨大で、だからこそ無意味な不安感に苛まれたりもするのだ。

このままでいい筈なんてない。
今はまだ…1人七地を想い疼く躯を処理する事で…何とか均衡を保ってはいるけれど。
そう遠くない日に、抑え切れなくなった想いが暴走するのは目に見えている。
そうなってしまったら…本当に取り返しのつかない事をやらかしてしまいそうだから。

何とかしたい。
何とかこの想いを七地に知ってもらいたいと。
心底俺は七地を求め欲していると伝えたい。
けれど方法がわからない。きっかけが掴めない。

悶々と悩み、思考を繰り返し…辿り着いたのが「誕生日」という日だった。

七地は言ってくれたんだ、「偶には欲しがってみたら?」と。
持て余す想いに苛つく俺というのを何処かで感じ取ってくれていたんだろう。
七地もまた、初心で経験不足の俺を思い遣りつつ何処かで俺と同じような想いを抱え抑えてきていたんじゃないだろうかと。

”守りたい”だなんて偉そうな事を思った所で、実際は七地に守られてばかりいる。
与えられてばかりいる自分を情けなく思わない訳じゃないけれど。
それでも、せっかく作ってもらえたチャンスを棒に振る事なんか出来ないから…

「やっぱり、特別な日だから…欲しがらせてもらおう」

俺の誕生を心から喜んでくれている。
俺を生んだ母親に、俺を育てた家族や周囲の人々に感謝を持ってくれている。
七地に教えてもらわなければ、一生知る事の出来なかった事だ。
「誕生日が特別な日」だという事なんて。

ゆっくりと噛み締めるような速度で解れていったジレンマ。
覚悟を決めてしまえば、生まれてくる余裕。
自然、睡魔も訪れるというもので…。

俺は幸福感と多少の興奮を抱えながら夢現の狭間に落ちて行った。





□■□






翌日、朝から快晴。
いつも通り朝の鍛錬を終え、軽くシャワーで汗を流してから母屋で朝食を済ます。
今日の事を思うと自然機嫌が良くなってしまうのか。どうやら常よりも俺の表情は柔らかな物だったらしい。
木村さんと叔父叔母までいつになく上機嫌で俺に何とはなしに話しかけてくる。
斜向かいで共に朝食を食べていた嵩は、「気味が悪い」と言わんばかりの複雑そうな視線を投げかけてきたが呆気なく黙殺し、俺は気分上々のまま珍しく会話を楽しんだりもした。

帰宅時間未定の外出を伝え母屋を後にすると、離れに戻り手早く身支度を整え。
普段よりは多少意識した服装で待ち合わせの国分寺駅へと向かった。



上りホーム最後尾の乗車口。
いつもなら約束の時間ギリギリに現れる筈の七地が既に準備万端とばかりに佇んでいた。

「おはよう闇己君」
「お早う。珍しく早いな。雨でも降るんじゃないか?」
「会った早々失礼な事言うなよ〜。ホストが遅刻じゃ洒落にならないから早めに出てきたんだって。今日は1日中快晴だって天気予報確認してきてるから雨はありえないね」
「どうせアンタの大好きな”大石恵似のお天気お姉さん”見たかっただけだろ?」
「もう、やけに突っかかるなぁ。せっかくの特別な1日なんだから穏やかに行こうよ〜」
「確かに」
「今日は1日連れ回す予定だから覚悟してくれよ?」
「アンタより遥かに鍛錬積んでるから心配無用だ」
「良かった。あ、特別快速来た」

なんて他愛も無い、だけど七地に指摘されたように必要以上に突っかかりながらの会話(ただ単に素直になれないだけなんだが)を楽しみつつ、俺達は最初の目的地へと向かうべく特別快速に乗り込んだ。

新宿で総武線に乗り換える。
東京に生活の拠点を移してから結構な時間が経つが、車での移動が多い為と余りにも複雑な路線の組み合わせの為に七地と行動を共にする以外は滅多に電車に乗る事のない俺。だから目的地が何処なのか想像もつかない。
そんな俺の内心を見越しているのか、何処か余裕そうな雰囲気を纏った七地はとにかく楽しげな笑みを振りまいていた。
会えなかった間の出来事やらを嬉しそうに話す姿は俺にも嬉しさを齎してくれるようで。
けれど…
相槌を返しつつ、2人の間に流れていた柔らかな雰囲気を楽しんでいた俺の神経を逆撫でするような物の存在に気づいてしまう。

突然黙り込んだ俺に七地は訝しげな表情をするばかりで。
”何がそこまで君の機嫌を急降下させたんだ?!”と目を白黒させている。
…心底鈍い。七地というヤツはとことん鈍いのだと改めて気付かされて。
徐に七地の耳元へと顔を寄せ、不機嫌さ目一杯でボソッっと俺は呟いた。

「…そんなに可愛い顔振りまくな。視線が集まる」

一瞬きょとんと目を見開き俺の顔を見つめると、直後七地は周囲の迷惑を考えず盛大に吹き出した。…こんな所が年不相応に幼い所だと常日頃言っているというのに。

「あははっ。…ック。お腹、痛い…ッ」
「アンタ…笑い過ぎ。というか、何故笑う?ここは笑う所じゃないだろうに…」
「だって、余りにも突拍子も無い事君が言うもんだから…くく」
「いい加減笑いを収めろ。余計視線が集まった…」

更に急降下していく俺の機嫌に慌てたのか、七地は急ぎ表情を改めた。(でも口元が不自然に歪んでる…)
無理矢理笑いをねじ伏せたようで、多少違和感があるようだがそれでも笑った事の謎解きとばかりに七地は言った。

「あのさ、それって俺の科白なんだけど?
闇己君ってかなり天然だってのは知ってるけど、余りにも無自覚過ぎるよ〜。どれだけ自分が綺麗な顔してるか知ってるの?視線集めてるの誰だって、俺の方が言いたい気分だよ」

そこまで言うと、さっきの俺みたいに耳元に顔を寄せてきて。

「”俺のだから見るな!”って、大声で言えたらいいのにって。そんな度胸もない癖に思っちゃう訳だから困るんだけどさ」

いたずら小僧のように小声で耳に注ぎ込まれれば、勿論悪い気なんぞする訳なくて。

「アンタの性格じゃまず無理」
「あはは。やっぱりそうだよな〜。まぁ、分相応に心の中で叫んでるだけにしとくよ」

照れ隠しに憎まれ口を叩いてしまったのが、俺の機嫌が戻った証拠とばかりにクスクスと七地は小さく笑った。
…何だか、七地の掌の上で小躍りさせられているような気がしない訳じゃなかったけど。

そうこうしている内に次の乗り換え駅に到着したようで。
駅名のアナウンスを耳にして、漸く七地が目指す目的地というのが何処なのか分かってきた俺。

「地下鉄で一駅だから、もう少し我慢してね?」

そう言った七地に先導され、俺達は乗り換えの為に地下鉄ホームへと続く乗り換え口へと向かったのだった。










chapunの言い訳

勢い3時間仕上げの為か、思ってたより甘くなりませんでした。(;´Д`)
おまけに予想以上に長くなったので「2」へと続きます。(鬱
最近話しを短く纏める能力が以前に比べて更に低下している事に気付きました。_| ̄|○|||

続きは…2・3日中に何とかします;;
(まだ出来てないの/死)


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